こんなはずではなかった弁護士。
弁護士あるある・・・とまでは申せませんが、「弁護士になるまで、こんな仕事だって分かってなかった」「争いがあるところにしか、仕事がない」「紛争ばっかり」など、これほどまでに、揉めてしまっている場所にばかり呼ばれるとは・・・という意見を耳にすることが少なくありません。当然弁護士の仕事は、揉めてしまう前に、紛争の予防として行うものもあるのですが、やはり、揉めてしまった後になることが多いのかも知れません私自身、困っている人を助けられるようにと、思って弁護士になりました。ものすごく憧れを抱いて、必死に勉強をして、司法試験に受かったのです。人助け・・・。そこに偽りはなかったのですが、トラブルに遭って、困っている人を助ける・・・ということは、自分がそのトラブルに身を投じる(関わる)という面に、目を向けそこなっていた部分...こんなはずではなかった弁護士。